感染対策も相まって、近年では病院や高齢者施設、幼稚園などでも使い捨てのペーパータオルの使用が増加しています。
自宅でも通常のタオルではなくペーパータオルを利用する方が増えているようですね。
ですがペーパータオルと言っても品揃えは数多くあり、どれを選んで良いのか迷います。
私が実際に提案している安全で安心なペーパータオルをご紹介します。
ペーパータオルの安全で安心な選び方。
ペーパータオルを選ぶ際にほとんどの皆様が、1枚あたりのコストを気にいたします。
確かに使い捨ての消耗品ですので、できればコストを抑えたいところですよね。

私がペーパータオル選びに注意する点はこちら
ペーパータオルは蛍光染料が含まれていないものを選びましょう。
ペーパータオルには蛍光染料やビスフェノールAが含まれているものは避けたいところ。
ペーパータオルは再生紙で出来きています。
再生紙は新聞や雑誌を原料にしていますが、蛍光染料を使用することで白さを出すことができます。
また新聞や雑誌に残ったインキゴミの残留成分(ビスフェノールA)に注意しなければなりません。
またガーゼや脱脂綿などにおいては「暗所で前面蛍光を認めない」と厳しく規制されています。
●ガーゼ(医療不織布ガーゼ)・脱脂綿など
JPXIV第十四改正“日本薬局方”第二
第二部医薬品各条より:蛍光増白剤本品は暗所で紫外線を照射するとき、前面に染着させた蛍光を認めない。
厚生省医薬安全局審査管理課長通達(医薬審第540号・平成12年3月30日)「日局ガーゼ純度試験蛍光増白剤の項より試験を行うとき、前面に吸着された蛍光を認めない。」●食品添加物
食品衛生法第6条(科学的合成品などの販売の制限)
「食品・食品包装紙・紙ナプキンへの使用禁止」●食器・容器・包装材料
厚生省食品化学課長通達(1970年9月16日)環食第402号
「紙ナプキンを製造するに際し、蛍光物質を使用する事は原則認められない。厚生労働省ホームページより
ペーパータオルは幅広い用途で使用されています。
手を拭くだけでなく、口やキッチンペーパーとして使用しているケースもあります。
ペーパータオルを選ぶ際には蛍光染料の表記がないものを選びましょう。
ビスフェノールA(環境ホルモン)の危険性について
ペーパータオルは再生紙で出来ています。
ですが、再生紙のペーパータオルといっても、新聞や雑誌を原料にしたペーパータオルは出来上がった紙にインキゴミが不純物として残ります。
このインキゴミが危険性を抱えています。
インキゴミの入ったペーパータオル
平成15年5月7日付けの朝日新聞で、クッキングペーパーや再生紙の野菜用ダンボール箱・サンドイッチの箱など紙製品から環境ホルモン検出との記事が掲載され、大きな反撃を受けましたが、この環境ホルモン(ビスフェノールA)の正体は、再生紙に含まれるインキゴミの残留成分によるものと考えられています。
更に平成16年10月7日の讀賣新聞では、このビスフェノールAは環境ホルモンとして生殖機能に影響を及ぼすだけではなく、食品衛生法で定められた許容摂取2.5ppmよりごく微量の0.003ppmでも、脳の『記憶』に関する物質の働きを阻害する働きがあるとの研究結果が公表されました.大富士製紙HPより
ペーパータオルには大判 中判 小判サイズがあります
ペーパータオルには大きさの異なる3パターンが市場に出回っています。
手拭きなどに使用する場合は中判サイズがおすすめです。
ペーパータオルを選ぶ際はキッチンペーパーとして代用できるものが安全で安心です。
ペーパータオルをキッチンペーパーとしても代用できればコスト面でもお得です。
キッチンペーパーは食品などに使用しますので、パルプを原料にしたもで製造されています。
ペーパータオルとキッチンペーパーを兼ねていれば、キッチンで家事をしてるときなど凄く便利ですし、キッチンまわりの掃除や、お皿拭きなど、また油物の油取りなどで使用できます。
ペーパータオルをキッチンペーパーとして使用するなら、蛍光染料未使用は当然のこと、食品衛生検査を合格し、さらにはアレルギーの原因となる紙の粉が飛ばない処理をしているものを選びましょう。
大富士製紙のペーパータオルが安全で安心に使用できます。
大富士製紙HPより
医療や介護、また幼稚園、給食センターなどで幅広く使用されているペーパータオルが大富士製紙のペーパータオルで食品衛生検査にも適合し、キッチンペーパーとしても活用できます。
もちろん蛍光染料やインキゴミなども含まれていません。
コンパクトタイプはこちら。
大富士製紙 フジエコクリーン 220X170MM(200枚X40袋)
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ペーパータオルにについてご説明しましたが、一般のご家庭ではあまり気にされていない事かもしれません。
ですが、医療や介護 保育といった場所では、ペーパータオル一つにとっても凄く気を使っています。
特に子供はペーパータオルで口元を拭いたりするケースがあるから。
今回紹介したペーパータオルの企業の方ともお話したことがありますが、衛生面や品質に特にこだわりがあるようです。一般家庭ではあまり知られていないブランドですが、医療、介護、保育の現場では非常に評判の良い商品です。
私達は現場で様々な商品を見ているので、ちょっとした違いが理解できます。
正しい知識で商品を選ぶ参考になればと思います。
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