脳梗塞でも安心して入浴したい。この介護用品を使って解決できました。

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akari

福祉 介護 医療専門アドバイザー。

※経歴 医療・介護用品販売、レンタル事業所勤務しています。医療・福祉や介護に関する実例をレポートしていきます。

・福祉用具専門相談員
・福祉用具プランナー
・住環境コーディネーター
・おむつフィッター
・リフトリーダー
・高度医療管理者

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本日、訪問したご利用者の悩みは、浴槽に浸かりたいが、入れない。寒くなって来たのでお風呂に浸かりたいとの事。

今はシャワーで温まるまで我慢しているけど。寒くなってきたから何か方法はないかしら。

(80歳 要介護4 車椅子レベル ご主人と2人暮らし)

それは大変ですね。浴槽内へはまたいで入るのは危険ですから、座りながら浴槽内へ入る方法を考えましょう。浴槽の縁にボード(板)を置いて浴室内へ入る方法がありますが、通常のボードだと出し入れも大変ですのでボードを跳ね上げできるタイプが良いですね。

バスボードHSはねあげくん アロン化成の製品が良いですよ

アロン化成HPより

座面が跳ね上がるので、ボードをいちいち外す手間がありません。

アロン化成HPより

浴槽の壁に手すりをつけて、浴槽の中に浴槽台を入れると、浴槽内での立ち座りも楽になるので良いかもしれません

浴槽台を置くことでバスボードから乗り降りする時も足を置いてゆっくり腰かけできます。

また浴槽内での立ち座り動作も楽に行えますよ。

高さ調節ができますので、15センチから20センチ程度がおすすめです。

高すぎると深く浸かれなくなりますし、低すぎると浴槽内からの立ち上がりが大変ですので。

 

浴槽内への出入りが大変になったら、跨いではいるのではなく、座りながら移乗して入浴できないか検討してみよう

今回の車椅子レベルのご利用者様の悩みを解決することがきました。

バスボードと浴槽台、そして浴室に手すりを設置することで、夫の介助のもとに安全に不安なく入浴ができるようになったとのことです。

上手に介護用品を選んで自立した生活を送って頂きたいと思います。

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